こんにちは!クマペイです!
人生100年時代なんて言われているけど、実際自分の余命ってあとどれくらいなんだろう?
こんなこと思ったことありませんか?
今回の記事ではこのような内容を書いていきます。
- 自分の余命をざっくり認識してみると90歳はいけそう
- 平均寿命は?
- 健康寿命は?
- 平均寿命と健康寿命の差は?
では解説へ
余命を知る
現在の年齢ー平均寿命=余命?
まずは現在の平均寿命はどんなもんか調べてみようと思います。
平均寿命は厚生労働省が発表している令和二年簡易生命表によりますと
- 男性:81.64歳
- 女性:87.74歳
これをもとに自分の余命を計算してみます。
現在30歳とすると51.64年ほど余命があることになります。へ~
と思ったのですが単純にこの引き算だけでは計算できないようです。
なぜなら「簡易生命表の平均寿命はその年の0歳時点での平均余命を示すもの」だから。
え?
もう少し詳しく見ていきましょう。
各年齢の平均余命
簡易生命表にはこのような表ものっています。各年齢の平均余命を表しています。寿命じゃなくて余命です。
出典:令和二年簡易生命表 厚生労働省
この表を見ると、30歳の場合52.25年ほど余命があることになります。おー
先ほどより0.61年寿命が伸びました。
長生きする程に平均寿命と平均余命の差が開いていくんですね。なので今この記事を見ている大人の方は平均寿命より長生きする確率が高いということになります。
ただもう少し長生きできそうな根拠があります。
→平均寿命は上昇傾向にあるということ。
平均寿命推移
こちらのグラフをご覧ください。1955年の63.6歳から順調に増えていき、2019年では81.41歳まで伸びています。また、2040年には83.27歳まで平均寿命が伸びることが予想されています。
出典:平均寿命の推移 厚生労働省
すごいですね。世界の最高水準です。
医学医術の進歩と医療保障の充実、公衆衛生活動の発展、生活環境の整備、健康意識の変化などにによってこのような結果になっているんですね。そんなこんなで寿命は伸び続けて、2040年に65歳の人は42%で90歳、6%で100歳になるみたいです。
出典:令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-
さらに、海外の研究では、2007(平成19)年に日本で生まれた子どもの半数が107歳より長く生きするという研究データもあるようです。
90歳とか余裕で行きそうですね。
ということで、健康寿命についても見てみましょう。
健康寿命
健康寿命とは
健康寿命とは日常生活に支障がない期間の平均のことを指しています。
介護とか寝たきりとかになっていない状態の事です。
健康寿命も平均寿命同様に上昇傾向にあります。こちらの図をご覧ください。
出典:令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-
2016年の男性に注目すると平均寿命80.98歳、健康寿命72.14歳となっていてその差は8.84歳
つまり8.84年は不健康な状態で過ごす可能性が高いということになります。まじか。
しかも100歳まで生きてしまったことを考えると、30年近く寝たきり!?
これはきつすぎます。老後に備える保険に入らなきゃ!
いや、ちょっと待ってください
まずは健康寿命の中身をもう少し見てみましょう。
健康寿命の算出方法
現在日本では下の図の2通りの方法で健康寿命が算出されています。
つまりこんな感じです。
- 「日常生活に制限のない期間の平均」
【質問】「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」
「ない」→「健康」
「ある」→「不健康」
- 「自分が健康であると自覚している期間の平均」
【質問】「あなたの現在の健康状態はいかがですか」
「よい」、「まあよい」、「ふつう」→「健康」
「あまりよくない」、「よくない」→「不健康」
これはアンケートですね。このデータが健康寿命に反映されます。
個人の主観がバリバリに入ってきます。僕が飲み会の次の日にこのアンケートに答えたら「不健康」と判断されそうです。
ですので本当の意味での健康寿命はもっと長いかもしれないし、短いかもしれません。参考程度にしておきましょう。
ネットを検索するとこの健康寿命を基準に保険加入を進めてくるページやFPがいますが、あまり鵜吞みにしない方が良いと思います。
まとめ
平均寿命と健康寿命から余命を考えてみました。このまま順調にいけば100歳も到達できそうです。健康寿命を少し馬鹿にしましたが、確かにいつまでも健康でいられるわけではありません。
長生きする程に経済的には不安が出てきそうです。
そんな不安を少しでもなくせるようにお金の勉強をしてお得な制度・貯金・投資・稼ぐ方法などを身に付けていきましょう。
以上、参考になれば幸いです。